セルトラリン × セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、St. John's Wort) 注意(添付文書)
要約
「気分を上げるハーブ」として売られますが、この薬と重なるとセロトニン症候群(セロトニン(気分に関わる物質)が過剰になる重い副作用。落ち着かない、汗、震え、筋肉のぴくつき、高熱など)が出るおそれがあり、添付文書の併用注意に載っています。セロトニン症候群の症例を集めたレビューでも、SSRIの中ではセルトラリンでの報告が中心の一つです。禁忌ではありませんが、自己判断で一緒に使い始めないでください。このハーブは薬の分解酵素を増やす作用もあり、効き目を弱める方向の心配もあります。
ヒトでのエビデンス
あり(症例報告の集積)
根拠
PMDA添付文書10.2併用注意に明記(セイヨウオトギリソウ含有食品:セロトニン作用が増強されるおそれ)。レビュー:Maldonado-Puebla RA et al. Eur Psychiatry. 2025, PMCID:PMC12420457(セントジョーンズワートとSSRIのセロトニン症候群の症例はセルトラリンとパロキセチンが中心)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。