このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ピラジナミド × シクロスポリン(免疫抑制薬、商品名: ネオーラル) 注意(ヒトデータあり)

要約

シクロスポリン(免疫を抑える薬)と一緒に使うと、シクロスポリンの濃度が下がり、免疫を抑える効き目が弱くなるおそれがあることが報告されています。移植などでシクロスポリンを使う場合は、濃度の測定と観察が特に大切です。自己判断でどちらも中止・変更せず、処方医に相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

ヒトでの症例・薬物動態報告でシクロスポリン濃度の低下が報告されている

根拠

ピラジナミド原末(アルフレッサファーマ)の現行電子添文(2023年3月改訂・第1版)を原文確認した。§10.2の名指しは「肝障害を起こしやすい薬剤」のみで、シクロスポリンの名指しはない。ヒトデータの原典は症例報告(Jiménez del Cerro LA, Rivera Hernández F. Nephron. 1992;62:113)で、他の抗結核薬(イソニアジド、リファンピシン、エタンブトール)併用中の患者にピラジナミドを追加したところ、2日後にシクロスポリンの血中濃度が90ng/mLから53ng/mLへ低下した。著者らはリファンピシン等の影響に上乗せされた低下と考察している。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主に肝臓で代謝、代謝物は腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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