フマル酸ジメチル × アスピリン(解熱鎮痛薬、商品名: バイアスピリン等) 注意(ヒトデータあり)
要約
本剤の代表的な副作用に、ほてり(潮紅)があります。海外では、本剤を飲む約30分前にアスピリン(325mg)を飲むことで、このほてりが軽くなることが試験で示され、実務でも使われています。ただし、これは相互作用を避ける話ではなく、副作用対策としての併用です。アスピリンにも出血しやすくなるなどの副作用があるため、自己判断で始めるのではなく、ほてりがつらい場合は処方医・薬剤師に相談してください。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの試験で、アスピリン前投与により潮紅の程度・頻度が軽減することが示されている(米国添付文書)
根拠
テクフィデラカプセル(バイオジェン・ジャパン)の現行電子添文(2021年11月改訂・第2版)を原文確認した。日本の添文にアスピリンの名指しはない。米国添付文書に、本剤投与の約30分前にアスピリン325mgを投与すると潮紅が軽減する旨のヒト試験結果が記載されており、そのデータに基づく記録である。有害な相互作用ではなく副作用対策としての併用である位置づけを明記する。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。