フェノバルビタール × タダラフィル(肺動脈性肺高血圧症治療薬、商品名: アドシルカ) 禁忌
要約
タダラフィルのうち、肺の血圧の病気(肺動脈性肺高血圧症)の治療に使うアドシルカとは一緒に使えません。本剤がタダラフィルの分解を速め、濃度が下がって効き目が弱くなるおそれがあるためです。注意したいのは、禁忌とされているのは肺高血圧症用のアドシルカであり、勃起不全用のタダラフィル(シアリス)や前立腺肥大症用(ザルティア)は添付文書で名指しされていません。ただし仕組みは同じ成分なので、これらを使う場合も処方医・薬剤師に本剤のことを必ず伝えてください。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書の規定に基づく)
根拠
フェノバール(藤永田製薬株式会社)の現行電子添文の版数には本調査では到達できず未確認である。§10.1の構成はフェノバルビタール散10%「JG」(日本ジェネリック、2017年3月改訂・第7版)およびフェノバール注射液の添付文書で原文確認した。 §10.1(併用禁忌)は「タダラフィル(アドシルカ)」と製品・適応を限定して名指ししている。同一成分でも適応・製品が違うものは禁忌の名指しに含まないという線引きを、根拠欄に明記して記録する。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。