ゾルミトリプタン × CYP1A2阻害薬(シメチジン(胃薬、商品名: タガメット)、フルボキサミン(抗うつ薬、商品名: ルボックス/デプロメール)、シプロフロキサシン(抗菌薬、商品名: シプロキサン)等) 注意(添付文書)
要約
CYP1A2(肝臓の分解酵素の一つ)の働きを止める薬と一緒に使うと、本剤の分解が遅れて濃度が上がり、作用が強く出すぎるおそれがあります。代表例は、胃薬のシメチジン、抗うつ薬のフルボキサミン、抗菌薬のシプロフロキサシンなどです。添付文書では、これらの薬と併用する場合は本剤の1日の総量を5mg以内にするなど慎重に使うことが決められています。用量の調整は処方医が行います。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
使い方の注意 この薬は片頭痛の頭痛が始まったときに飲む薬で、予防のための薬ではありません。飲み足す場合は前の服用から2時間以上あけ、1回飲んでもまったく効かなかったときは、その発作では飲み足しません。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書の規定に基づく。併用時の濃度上昇の方向性は添文§10.2に記載)
根拠
ゾーミッグ錠2.5mg(沢井製薬株式会社)2025年10月改訂・第2版をPMDA/JAPICの電子添文で原文確認した。 §10.2にCYP1A2阻害剤(シメチジン、フルボキサミンマレイン酸塩、キノロン系抗菌剤(シプロフロキサシン塩酸塩等)等)が名指しされ、§7.4に併用時の1日総投与量5mg以内という規定がある。本剤の主要代謝酵素がCYP1A2であることは§10冒頭・§16.4に明記。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。