ゾルミトリプタン × たばこ ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
たばこの煙に含まれる成分は、CYP1A2(肝臓の分解酵素)という酵素を増やすことが知られています。本剤は主にこのCYP1A2で分解されるため、喫煙者では本剤の濃度が下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。ただし、喫煙者で実際に濃度を調べた試験の報告は見つかっておらず、これは機序(仕組み)からの注意です。喫煙していて効きが悪いと感じるときは、自己判断で量を増やさず処方医・薬剤師に相談してください。
使い方の注意 この薬は片頭痛の頭痛が始まったときに飲む薬で、予防のための薬ではありません。飲み足す場合は前の服用から2時間以上あけ、1回飲んでもまったく効かなかったときは、その発作では飲み足しません。
ヒトでのエビデンス
なし(機序からの注意。喫煙者での直接の薬物動態試験は見つからない)
根拠
ゾーミッグ錠2.5mg(沢井製薬株式会社)2025年10月改訂・第2版をPMDA/JAPICの電子添文で原文確認した。 本剤の主要代謝酵素がCYP1A2であることは§10冒頭・§16.4に明記されており、機序バッジの基準(主要な消失経路に関わる場合)に該当するため、このバッジとした。喫煙によるCYP1A2誘導は確立した薬理学的事実だが、本剤での直接データはないことを明示する。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。