このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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リザトリプタン安息香酸塩 × プロプラノロール塩酸塩(β遮断薬、商品名: インデラル) 禁忌

要約

併用禁忌(併用しないこと)です。プロプラノロール(心臓の拍動を抑えるβ遮断薬)と一緒に使うと、本剤の分解が遅れて血中濃度が上がり、作用が強く出すぎるおそれがあります。そのため、プロプラノロールを使っている間だけでなく、やめてから一定の期間が過ぎるまでは本剤を使わないことが、添付文書で決められています(錠剤は中止後24時間、徐放製剤は中止後48時間)。プロプラノロールを使っている場合は、必ず処方医・薬剤師に伝えてください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

使い方の注意 この薬は片頭痛の頭痛が始まったときに飲む薬で、予防のための薬ではありません。飲み足す場合は前の服用から2時間以上あけ、1回飲んでもまったく効かなかったときは、その発作では飲み足しません。

ヒトでのエビデンス

ヒトでの薬物相互作用試験で、プロプラノロール併用によりリザトリプタンのAUCが1.67倍、Cmaxが1.75倍になった外国人データが国内添付文書§16.7.2に記載されている

根拠

マクサルト錠10mg/RPD錠10mg(オルガノン)添付文書(2024年7月改訂・第3版)§2.10(禁忌)・§10.1(併用禁忌)に明記。プロプラノロールを投与中、あるいは投与中止から次の期間が経過していない患者には本剤を投与しないこととされている(錠剤:24時間、徐放製剤:48時間)。機序は、両薬剤の代謝にA型MAOが関与するため本剤の代謝が阻害されることによる。§16.7.2に、プロプラノロール併用で本剤のAUCが1.67倍、Cmaxが1.75倍になった外国人データも記載されている。従来の記録は米国添付文書の用量調整の扱いに沿っていたが、国内添付文書では併用禁忌であるため書き換えた。

最終確認日
2026-11-03

代謝・排泄:主にMAO-Aで代謝され、代謝物は腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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