フレカイニド酢酸塩 × テラプレビル(C型肝炎治療薬) 禁忌
要約
一緒に使うことが禁止されている組み合わせです。テラプレビルと一緒に使うと、心臓の電気信号の回復(QT間隔)が延びる作用が重なり、危険な不整脈が出るおそれがあるため、添付文書で併用禁忌とされています。テラプレビルは現在はほとんど使われない古いC型肝炎の薬ですが、過去の処方も含め、使っている薬はすべて処方医に伝えてください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書の併用禁忌の規定に基づく)
根拠
タンボコール錠(フレカイニド酢酸塩、エーザイ)の添付文書に基づく。禁忌に『テラプレビルを投与中の患者』が明記され、併用禁忌の相手はリトナビル、ミラベグロン、テラプレビルの3剤のみ(照合: フレカイニド酢酸塩錠「ファイザー」添付文書 2018年2月作成・第1版。先発タンボコールと同一内容)。テラプレビルの行の機序はQT延長作用の相加であり、従来の要約にあった『分解酵素を止めて血中濃度を上げる』はこの行の機序ではないため改めた。アスナプレビルはフレカイニドの添付文書の禁忌・併用禁忌のいずれにも記載がない(名指しされているのはプロパフェノン側の添付文書)ため対象から外した。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。