このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ファモチジン × リルピビリン(HIVの薬、商品名: エジュラント) 注意(ヒトデータあり)

要約

HIVの薬リルピビリンは胃酸が減ると吸収が落ちる薬です。ファモチジンとの組み合わせは人の試験で直接調べられていて、ファモチジン40mgをリルピビリンの2時間前に飲んだ条件では、リルピビリンの血中量の総量が約76%減りました。一方、12時間前に飲んだ条件では約9%減にとどまりました。そのため海外の添付文書では、H2ブロッカー(胃酸を抑える薬)はリルピビリンの12時間以上前か、4時間以上後に飲むよう決められています。日本のファモチジン側の添付文書にはこの組み合わせの記載はありません。HIV治療中の人は、胃薬の使い方を必ず主治医に伝えてください。飲む間隔の調整で対応する相互作用です。

ヒトでのエビデンス

あり(リルピビリン側の添付文書に収載されたヒト薬物動態試験)

根拠

リルピビリン側の添付文書(エジュラント、欧州SmPC・米国ラベル)にファモチジンとのヒト相互作用試験を収載:ファモチジン40mg単回投与とリルピビリン150mg単回投与の試験で、ファモチジンを12時間前に投与した条件ではリルピビリンのAUC 9%減・Cmax不変、2時間前に投与した条件ではAUC 76%減・Cmax 85%減(胃内pH上昇による吸収低下)、4時間後に投与した条件ではAUC 13%増。措置として、H2受容体拮抗薬はリルピビリンの少なくとも12時間前または4時間後に投与することとされている。日本のファモチジン添付文書10.2にリルピビリンの記載なし

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、腎臓へ排泄

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