ファモチジン × たばこ(喫煙) 注意(ヒトデータあり)
要約
たばこを吸う人では、H2ブロッカー(胃酸を抑える薬のグループ)の胃酸を抑える力が弱まり、特に十二指腸潰瘍の治りが悪くなることが人のデータのまとめで示されています。ファモチジンでも夜間の胃酸が抑えにくくなる方向の報告があります。薬の量を自己判断で増やさず、喫煙していることは処方医に伝えてください。禁煙自体が潰瘍の治療を助けます。
ヒトでのエビデンス
あり(観察研究・総説での集約)
根拠
総説:J Clin Gastroenterol. 1997(喫煙と消化性潰瘍の総説。喫煙者ではシメチジン、ラニチジン、ファモチジンの制酸作用が妨げられ、H2ブロッカー治療中の十二指腸潰瘍の治癒率が低いと集約。PMIDは本調査で未確認のため出典未確認と明記)。一方でファモチジン40mg就寝前の多変量解析では喫煙は治癒の有意な予測因子でなかった報告もあり、胃潰瘍では影響が目立たないとする整理もある(両論)。PMDA添付文書10.に喫煙の記載なし
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。