このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ドネペジル(経皮) × CYP3A4を阻害する薬(イトラコナゾール(商品名: イトリゾール)、エリスロマイシン等) 注意(添付文書)

要約

この薬は主にCYP3A4(薬を分解する酵素の一つ)でも分解されます。その酵素の働きを邪魔する薬(水虫などの真菌の薬イトラコナゾール、一部の抗菌薬エリスロマイシンなど)と一緒に使うと、この薬の血中濃度が上がり、吐き気や脈が遅くなるなどの副作用が出やすくなるおそれがあると添付文書に書かれています。飲み薬のドネペジルでは、ケトコナゾールという強い阻害薬で血中濃度が約36%上がった試験があります。貼り薬でも同じ注意が必要です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(添付文書)

根拠

アリドネパッチ27.5mg・55mg電子添文(興和、2025年4月改訂・第4版)§10.2併用注意に、CYP3A阻害剤(イトラコナゾール、エリスロマイシン等)、ブロモクリプチンメシル酸塩、イストラデフィリンが名指しされ、併用薬剤のCYP3A4阻害作用により本剤の代謝を阻害し作用を増強させる可能性があることが記載されている。数値の出典は経口ドネペジルでのケトコナゾール併用試験(Tiseo PJ et al. Br J Clin Pharmacol 1998;46 Suppl 1:25-29、ドネペジルCmax・AUCとも約36%上昇)で、貼り薬自体の数値ではないことを要約でも剤形を明示して区別した。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4、CYP2D6)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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