このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

グラチラマー酢酸塩 × 副腎皮質ホルモン剤 注意(添付文書)

要約

副腎皮質ホルモン(ステロイド。炎症や免疫を抑える薬)を一緒に使っている人では、コパキソンの注射部位の反応、特に出血が増えたことが報告されています。海外の臨床試験では、注射部位の出血はステロイドを使っている人で31.5%(89人中28人)、使っていない人で16.7%(36人中6人)でした。つまりステロイド使用中は、注射部位の出血が約2倍に増えるおそれがあります。理由は分かっていません。ステロイドとの併用自体が禁止されているわけではないので、自己判断でどちらの薬もやめず、注射部位の出血やあざが続く場合は処方医・薬剤師に相談してください。

ヒトでのエビデンス

あり(海外の再発寛解型多発性硬化症を対象としたプラセボ対照試験01-9001の層別解析で、副腎皮質ホルモンの使用有無により注射部位出血の発現割合を比較)

根拠

コパキソン皮下注20mgシリンジ(製造販売元:T'sファーマ株式会社、販売:武田薬品工業株式会社)のインタビューフォーム(2026年3月改訂、2026年3月改訂の電子添文に基づく)で確認した。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2は副腎皮質ホルモンの1件のみで、注射部位反応の増加と、注射部位出血が副腎皮質ホルモン使用あり31.5%(28/89例)・なし16.7%(6/36例)であったことが記載されている(海外試験01-9001の層別解析、機序は不明)。§2は本剤の成分に対する過敏症のみ。

最終確認日
2026-11-01

代謝・排泄:注射部位の組織で加水分解される

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

グラチラマー酢酸塩 の飲み合わせ一覧へ