ソマトロピン × 甲状腺ホルモン製剤 注意(添付文書)
要約
甲状腺ホルモンを補う治療を受けている人では、成長ホルモンを始めると甲状腺ホルモンの変換(T4からT3への変換)が進み、軽い甲状腺機能亢進(甲状腺ホルモンが多めの状態)のような症状が出ることがあります。そのため、成長ホルモンの治療開始後と、量を変えた後には、甲状腺機能の検査をすることが望ましいとされています。動悸や手の震えなど気になる症状があれば、処方医・薬剤師に相談してください。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書の規定に基づく。併用試験の数値は添付文書にない)
根拠
ジェノトロピンTC注用5.3mg/ジェノトロピンTC注用12mg(ファイザー株式会社)2023年12月改訂・第3版をPMDA電子添文で原文確認した。§10.2の甲状腺ホルモンの行に「甲状腺ホルモン補充療法を受けている患者では、本剤投与により軽度の甲状腺機能亢進様症状を起こすことがあるので、本剤による治療開始後及び本剤の投与量変更後に甲状腺機能検査を行うことが望ましい」と記載(機序:T4からT3への転換が促進され、血清T4の低下及び血清T3の増加が生じるため)。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。