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アリロクマブ × フェノフィブラート 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

フェノフィブラート(中性脂肪を下げる飲み薬)とプラルエントを一緒に使った試験(各群24名)では、LDLコレステロールの最大の下がり方は、プラルエント単独の47.4%に対してフェノフィブラート併用で54.3%と、効きが弱まる方向ではありませんでした。ただし投与間隔の終わりのほう(85日目)では、プラルエントの濃度が低めになり、効きの持続がやや短くなる傾向がありました。著者らは、フェノフィブラートが標的のPCSK9を増やしてプラルエントの消失を速めるためと説明し、それでも併用を妨げるものではないと結論しています。試験のプラルエントは150mgを4週間に1回で、日本の基本の使い方とは違います。

ヒトでのエビデンス

あり(健康な被験者各群24名での薬物動態・薬力学試験。LDL最大低下は単独47.4%に対し併用54.3%。間隔終盤の持続はやや短縮)

根拠

プラルエント皮下注(サノフィ株式会社)の現行電子添文をPMDAで2026-10-31に確認した。同添文には§10(相互作用)の名指しはなく、併用は用法上の位置づけとヒトデータで扱う。 原著: Rey J, et al. J Am Heart Assoc. 2016;5:e003323. PMID: 27287699(フェノフィブラート160mg/日の導入後にアリロクマブ150mgを4週間に1回追加した群で、LDL最大低下54.3%(単独群47.4%)。85日目には遊離PCSK9が高め・アリロクマブ濃度が低めで、持続がやや短くなったが、著者らは4週間隔投与の併用を妨げるものではないと結論)。

最終確認日
2026-11-01

代謝・排泄:添付文書に明確な記載なし

研究の条件

研究のプラルエントは150mgを4週間に1回(日本の基本用法は2週間に1回)で、相手はフェノフィブラート160mg/日(海外用量。日本の通常用量とは異なる場合がある)。

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