ロモソズマブ × 骨吸収抑制薬 一般的注意
要約
イベニティは12ヵ月で治療を終える薬です。骨を作る働きは治療が終わると続かないため、その後に骨が壊れる働きを抑える薬(骨吸収抑制薬。ビスホスホネート系薬剤やデノスマブなど)へ切り替えないと、せっかく増えた骨密度が戻ってしまうおそれがあります。海外の添付文書でも、イベニティを中止する場合は別の骨吸収を抑える治療への移行を検討することとされています。12ヵ月が終わった後の治療は自己判断で空白にせず、処方医と切り替えの計画を確認してください。これは飲み合わせの害ではなく、治療の順序(引き継ぎ)の話です。
ヒトでのエビデンス
なし(切り替え自体を相互作用として調べた試験ではなく、海外添付文書の治療継続に関する記載に基づく)
根拠
イベニティ皮下注105mgシリンジ(製造販売:アムジェン株式会社、発売:アステラス製薬株式会社)の現行電子添文をPMDAで2026-10-31に確認した。 米国添付文書(Evenity、Amgen)では、本剤中止時には別の骨吸収抑制療法への移行を検討する旨が用法・用量の項に記載されている。日本の患者向医薬品ガイドでも、治療中止後に骨吸収が亢進する方向の説明がある。日本の添付文書§10の名指しではないため、治療順序に関する情報として一般的注意で記録にし、その位置づけをここに明記した。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。