ロモソズマブ × ビスホスホネート系薬剤・デノスマブなど顎骨壊死のリスクがある薬 一般的注意
要約
イベニティでは、あごの骨の壊死(顎骨壊死:あごの骨が傷んで治りにくくなる状態)がまれに報告されています。海外の製品情報では、ビスホスホネート系薬剤やデノスマブ、血管新生阻害薬(がんの薬の一部)、ステロイドなど、あごの骨の壊死と関係する薬を一緒に使っていると、そのリスクが高まる可能性があるとされています。抜歯などの歯科処置を受ける前には、イベニティを使っていることを歯科医師に必ず伝えてください。これは日本の添付文書で相手の薬が併用注意として名指しされたものではなく、海外情報と知られたリスク因子からの類推であることを明記します。
ヒトでのエビデンス
なし(顎骨壊死のリスク因子としての併用の知見であり、併用そのものを調べたヒト試験はない)
根拠
イベニティ皮下注105mgシリンジ(製造販売:アムジェン株式会社、発売:アステラス製薬株式会社)の現行電子添文をPMDAで2026-10-31に確認した。 日本の添付文書の§10(相互作用)には併用薬の名指しがないことを確認した。欧州製品情報(Evenity SmPC)および米国添付文書では、顎骨壊死のリスク因子として、顎骨壊死と関連する薬剤(化学療法、ビスホスホネート、デノスマブ、血管新生阻害薬、コルチコステロイド)の併用がリスクを高めうる旨が記載されている。類推であることを明記のうえ一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。