イキセキズマブ × CYP基質薬 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
海外の試験では、トルツの治療中にカフェイン(CYP1A2で分解)、ワルファリン(商品名: ワーファリン、CYP2C9で分解)、オメプラゾール(CYP2C19で分解)、ミダゾラム(商品名: ドルミカム、CYP3Aで分解)の血中濃度に、臨床的に意味のある変化はありませんでした。一方、CYP2D6で分解されるデキストロメトルファン(せき止めの成分)では結果のばらつきが大きく、影響がないと言い切れないとされています。CYP2D6で分解される薬を使っている場合は、主治医・薬剤師に伝えてください。
ヒトでのエビデンス
ヒトデータあり(海外のCYPプローブ基質カクテル試験)
根拠
トルツ皮下注80mgの日本添付文書(2025年9月改訂・第8版)には相互作用の項自体がなく、CYP基質薬に関する記載もない。根拠は米国添付文書(TALTZ)記載のCYPプローブ基質カクテル試験で、カフェイン・ワルファリン・オメプラゾール・ミダゾラムは臨床的に意味のある変化なしとされ、CYP2D6基質(デキストロメトルファン)のみ結果のばらつきが大きく(約±2倍)影響を否定できないとされていることを、二重検証で確認した。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。