このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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カナキヌマブ × 治療域の狭いCYP基質薬 ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

炎症があると、肝臓の代謝酵素CYP(薬を分解する酵素)の働きが抑えられることがあります。カナキヌマブが炎症のもとIL-1β(インターロイキン1ベータ)を抑えると、CYPの働きが元に戻って増え、血液中の薬の濃度が下がる方向に働く可能性があります。効きすぎ・効かなさの境目が狭い薬(治療域の狭い薬)を一緒に使う場合は、その薬の効き目や血中濃度を確認し、必要に応じて量を調節することとされています。気になる変化があれば処方医・薬剤師に相談してください。

ヒトでのエビデンス

なし(カナキヌマブ自体でCYP基質薬との相互作用を検討した臨床試験は実施されていない旨が添付文書に明記)

根拠

イラリス皮下注射液150mg添付文書(ノバルティスファーマ、2026年10月改訂・第5版、PMDA電子添文で原典確認) §10冒頭に「本剤と他の薬剤との相互作用を検討した臨床試験は実施されていない。代謝酵素チトクロームP450(CYP450)の発現は、IL-1β等の炎症性サイトカインにより抑制されているとの報告があり、本剤のIL-1β阻害作用により、CYP450の発現が増加する可能性がある。CYP450により代謝され、治療域が狭い薬剤と併用する場合には、これらの薬剤の効果や血中濃度に関するモニタリングを行い、必要に応じて投与量を調節すること」と記載。相手薬の主要な消失経路(CYP代謝)に関わる機序のため機序バッジとした。個別の薬名は添付文書で名指しされていない。

最終確認日
2026-10-31
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:添付文書に明確な記載なし

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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