このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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トシリズマブ × オメプラゾール(商品名: オメプラール等) 注意(ヒトデータあり)

要約

トシリズマブを始めると、オメプラゾール(胃酸を抑える薬)の血中濃度が下がることがあります。関節リウマチの患者さんでの試験では、トシリズマブ投与1週間後にオメプラゾールの濃度の指標であるAUCが、薬の分解が速いタイプの人で約28%下がりました。そのため、胃酸を抑える働きが弱くなるおそれがあります。炎症が治まると薬の分解酵素(CYP2C19・CYP3A4=薬の分解酵素)の働きが元に戻るために起こります。症状の変化があれば処方医・薬剤師に相談してください。

ヒトでのエビデンス

あり(関節リウマチ患者での薬物動態試験。外国人データ)

根拠

トシリズマブ海外添付文書(米国添付文書 §7.2・§12.3)に、オメプラゾール10mg投与中のRA患者でトシリズマブ8mg/kg点滴1週間後にオメプラゾールAUCがextensive metabolizerで28%、poor/intermediate metabolizerで12%低下した旨を記載。アクテムラ皮下注162mg添付文書(中外製薬、2026年9月改訂・第5版、PMDA電子添文で原典確認) §15.2.3のCYP発現回復の記載と整合する。日本の§10.2には名指しがないため注意(ヒトデータあり)とした。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:尿中へは排泄されず、腎臓以外で消失

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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