このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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オメプラゾール × クロピドグレル(抗血小板薬、商品名: プラビックス) 注意(添付文書)

要約

血液をサラサラにするクロピドグレルは、体の中でCYP2C19(薬を分解する酵素)を使って「効く形」に変わります。この薬はその酵素を強く止めるため、効く形の量が減り、血小板(血を固める成分)を抑える力が弱まることがヒト試験で示されています。日本の添付文書の併用注意にも明記されている組み合わせです(PPIの中でオメプラゾールだけが明記)。ただし、心筋梗塞などが実際に増えるかは研究で結論が分かれています(無作為化試験COGENTでは明らかな増加なし)。自己判断でどちらも止めず、心臓の主治医と処方医に併用を伝えてください。胃を守る目的で併用されることも多い組み合わせです。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態・薬力学は明確、臨床転帰は両論)

根拠

オメプラール錠 添付文書(太陽ファルマ、2026年7月改訂 第6版)10.2 併用注意に明記(本剤がCYP2C19を阻害し活性代謝物の血中濃度が低下)。薬力学: Gilard M et al. J Am Coll Cardiol. 2008;51:256-260. PMID:18206732(OCLA試験)。臨床転帰: Bhatt DL et al. N Engl J Med. 2010;363:1909-1917. PMID:20925534(COGENT)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2C19、CYP3A4)、代謝物は腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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