ホエイプロテイン × 腎機能が低下している人の使用について 一般的注意
要約
腎臓の働きが低下している人では、タンパク質の取りすぎが腎臓の負担になるため、1日のタンパク質量に目安があります。日本のガイドラインでは、腎臓の働きを示すeGFR(推算糸球体濾過量: 腎臓が血液をろ過する力の目安)が45〜59の段階で標準体重1kgあたり0.8〜1.0g/日、44以下では0.6〜0.8g/日が目安です。ホエイ1杯のタンパク質は約20gで、eGFR44以下の人(標準体重60kgなら1日36〜48gが目安)では1日の目安の半分近くにあたります。知らないうちに目安を超えてしまうおそれがあるため、腎機能が低下していると言われたことがある人は、ホエイプロテインを自己判断で習慣にせず、主治医・管理栄養士に相談してください。腎臓が健康な人が通常量を使う話とは分けて考えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(腎機能低下者でホエイの量を検証した直接データはない。タンパク質量の目安はガイドラインに基づく)
根拠
日本腎臓学会「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018」等のタンパク質摂取量の目安(eGFR 45〜59: 0.8〜1.0g/kg標準体重/日、44以下: 0.6〜0.8g/kg標準体重/日)。タンパク質を制限するときはエネルギー(カロリー)を不足させないことが前提とされる点も、同じ考え方による。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
ふだんの量では
試験ではなく日常量の話。市販ホエイ1杯=タンパク質約20gが、腎機能低下者の1日の目安に占める割合の大きさが要点。