このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ケルセチン × ジクロフェナク(商品名: ボルタレン) 注意(ヒトデータあり)

要約

痛み止めのジクロフェナクを、ケルセチン500mgを1日2回・10日間摂った後に飲むと、ジクロフェナクの血液中の濃度(CmaxとAUC)が有意に上がり、代謝物(体の中で変わった形)の割合が下がりました。薬を分解する酵素CYP2C9の働きがケルセチンで弱まったためと考えられています。そのため、ジクロフェナクの効きや胃腸への副作用が強く出るおそれがあります。CYP2C9で分解される薬はほかにもあるため、高用量ケルセチンを続ける場合は飲んでいる薬を確認してください。時間をずらしても解決しない、併用期間全体の問題です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

ヒトデータあり(健康成人での薬物動態試験)。

根拠

Bedada SK, Neerati P. Phytother Res. 2018;32(2):305-311(PMID: 29168292)(ケルセチン500mg×2回/日×10日後、ジクロフェナク100mg単回投与の健康成人試験。ジクロフェナクのCmax・AUC・半減期が有意に上昇し、4-ヒドロキシジクロフェナクのCmax・AUCは低下、代謝比の低下からCYP2C9阻害と考察。幾何平均比が無影響範囲0.80-1.25の外側)。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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