このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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乳酸菌・ビフィズス菌 × 免疫抑制薬(臓器移植や自己免疫疾患の薬など)・免疫が低下した状態 注意(ヒトデータあり)

要約

乳酸菌・ビフィズス菌の製品は生きた菌を含むため、免疫の働きが大きく下がった状態では、その菌自体が血液に入って感染(菌血症: 血液に菌が入ること)を起こした症例報告があります。報告は、がん治療中、臓器移植後、免疫を抑える薬の使用中などの人に集中しており、血液の菌と製品の菌株が遺伝子レベルで一致した例もあります。健康な人で起きることは極めてまれで、ヨーグルトなどの食品レベルの摂取での報告もまれです。免疫が下がった状態の人は、高用量のサプリメントを自己判断で始めず、主治医に相談してください。時間をずらしても解決しない問題です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(菌血症・真菌血症の症例報告と系統的レビュー。健康な人での頻度は極めて低い)

根拠

Redman MG, et al. Ann Oncol. 2014;25(10):1919-1929. PMID: 24618152(がん患者での系統的レビュー。安全性解析で菌血症・真菌血症・血液培養陽性の症例報告5件を確認し「プロバイオティクスはまれに敗血症の原因になりうる」と結論)/Didari T, et al. Expert Opin Drug Saf. 2014;13(2):227-239. PMID: 24405164(安全性の系統的レビュー。重症患者・免疫不全の人が最もリスクが高い集団と明記)/分子タイピングで血液から出た菌と製品の菌株(ラクトバチルス・ラムノーサスGG等)が一致した報告がある。サッカロマイセス・ブラウディ(酵母)は本成分(細菌)とは別の微生物だが、プロバイオティクス全体では真菌血症の報告が最も多く、同じ「生きた微生物製品」の注意として根拠欄に区別して併記する。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

ふだんの量では

ふだんの量では: ヨーグルトや発酵食品など食品レベルの摂取で血流感染が起きた報告はまれです。感染の報告は、菌数が多いサプリメントや治療用の製剤を、免疫が下がった人が使った場合に集中しています。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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