ランソプラゾール × セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
気分を上げるハーブとして売られるセントジョーンズワートは、薬を分解する酵素(CYP2C19・CYP3A4)を増やして、この薬の濃度を下げ、効き目を弱める可能性があります。日本の添付文書の併用注意には載っていませんが、定量データのあるオメプラゾールでは濃度が大きく下がりました。自己判断で一緒に使い始めないでください。
ヒトでのエビデンス
なし(直接データなし)
根拠
タケプロンカプセル 添付文書(T's製薬/武田薬品工業、2026年7月改訂 第9版)10.2に記載なし。定量データはオメプラゾール: Wang LS et al. Clin Pharmacol Ther. 2004;75:191-197. PMID:15001970(AUC約38〜44%低下)。ランソプラゾール自体の直接試験は確認できず
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。