桑の葉 × α-グルコシダーゼ阻害薬(アカルボース(商品名: グルコバイ)など) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
桑の葉のDNJとアカルボースは、どちらも同じ酵素α-グルコシダーゼを抑える薬・成分で、仕組みが直接重なります。一緒に使うと糖の分解がより遅れ、お腹の張りやガス、下痢といった消化器の症状が強く出るおそれがあります。この組み合わせ自体を調べたヒト試験はありません。アカルボースなどを使っているときに低血糖が起きたら砂糖ではなくブドウ糖で対処する決まりがあり、桑の葉を重ねた場合も同じ考え方になります。食事に合わせて働く同士のため、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接データなし(併用試験なし)
根拠
機序の重なり: DNJはアカルボースと同様の競合的α-グルコシダーゼ阻害(in vitroでアカルボースと同程度の親和性の報告。総説: Front Pharmacol 2023;14:1045309/Lown M et al. PLoS One 2017、PMID:28225835)。併用のヒトデータは確認できなかった。解釈であることを明記する。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。