このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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サラシア × 糖尿病治療薬 注意(ヒトデータあり)

要約

サラシアは食後の血糖上昇を抑える方向に働くため、糖尿病の飲み薬と一緒に使うと、血糖を下げる作用が重なるおそれがあります。2型糖尿病の人を対象にした試験では、サラシアエキス1000mgで食後のインスリン分泌量の指標が約29%下がりました。これは食後の血糖の上がり方が抑えられ、体が出すインスリンが少なくて済んだことを示す変化で、血糖を下げる薬と重なると血糖が下がりすぎるおそれがあります。糖尿病の薬を飲んでいる方が使う場合は、自己判断で薬を減らしたりせず、血糖の変化に注意し、処方医・薬剤師に伝えてください。時間をずらしても解決しない、併用期間全体の問題です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

ヒトデータあり(糖尿病患者での食後血糖・インスリン試験、糖尿病薬服用者を含む長期試験)

根拠

Williams JA et al. Am J Clin Nutr 2007;86:124-130(DOI:10.1093/ajcn/86.1.124): 2型糖尿病66例、サラシア・オブロンガエキス240mg/1000mgで食後血糖・インスリンが低下(1000mgでインスリンAUC約29%低下)。Jayawardena MH et al. J Ethnopharmacol 2005;97:215-218: グリベンクラミド服用中の2型糖尿病患者でサラシア含有茶の3か月使用によりHbA1cが下がり(6.29%対6.65%)、グリベンクラミドの必要量が減ったと報告。レビュー: Medagama AB et al. Phytother Res 2015;29:986-995(PMID:26031882)。糖尿病治療薬の添付文書にサラシアの名指し記載はない。

最終確認日
2026-11-01

研究の条件

研究ではサラシアエキス240〜1000mgを炭水化物の多い食事と一緒に単回〜3か月使用。

ふだんの量では

市販サプリの1回量は製品で差が大きく、研究と同じ量・規格とは限りません。量が多いほど食後血糖への影響も大きくなる可能性があります。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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