このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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バレリアン × アルプラゾラム(商品名: コンスタン、ソラナックス) 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

健康な人12名での試験で、バレリアン1000mg(バレレン酸という成分として約11mg)を毎晩14日間飲んだ後に、アルプラゾラム(不安を和らげる薬)の血液中の最高濃度は25から31ng/mLへ約24%上がりましたが、血液中の量(AUC)や消えるまでの時間には有意な変化はありませんでした。そのため、アルプラゾラムの効きが大きく強くなる心配は小さいと考えられます。ただし、これは薬の量だけを見た試験で、眠気そのものの重なりを調べたものではありません。眠気の重なりについては、ベンゾジアゼピン系薬全般の記録をあわせて見てください。

ヒトでのエビデンス

ヒトデータあり: 健康成人12名の薬物動態試験(Cmaxのみ軽度上昇、AUC等は有意差なし)。

根拠

Donovan JL et al. Multiple night-time doses of valerian (Valeriana officinalis) had minimal effects on CYP3A4 activity and no effect on CYP2D6 activity in healthy volunteers. Drug Metab Dispos. 2004;32:1333-1336. PMID:15328251(バレリアン1000mg/晩・14日間、アルプラゾラムCmax 25±7→31±8 ng/mLで有意に上昇、AUC 471±183→539±240、半減期は有意差なし、臨床的に大きな影響は考えにくいと結論)。

最終確認日
2026-10-31
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

バレリアン1000mgを毎晩14日間という、市販品の就寝前の使い方に近い条件。

ふだんの量では

ふだんの就寝前1回分の量に近い条件での試験結果である。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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