このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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バレリアン × バレリアンの長期・大量摂取後の急な中止 注意(ヒトデータあり)

要約

これは飲み合わせではなく、バレリアン自体をやめるときの注意です。バレリアンを長く大量に飲んでいた58歳の男性が、手術の前に急にやめたところ、せん妄(意識が混乱する状態)と心臓の合併症が出て、ベンゾジアゼピン系薬(不安や眠りの薬)で治療されたという症例報告が1件あります。そのため、長く大量に飲んでいた場合は、急にやめると体調が崩れるおそれがあります。当てはまる場合は、やめ方を処方医・薬剤師に相談してください。ふだんの量を短期間使った場合に同じことが起こるという報告ではありません。

ヒトでのエビデンス

ヒトデータあり: 症例報告1件(長期・大量摂取後の急な中止)。因果関係は確定的ではないと総説でも評価されている。

根拠

Garges HP et al. Cardiac complications and delirium associated with valerian root withdrawal. JAMA. 1998;280:1566-1567(長期・高用量摂取の中止後に心合併症とせん妄、ベンゾジアゼピン様の離脱と解釈)。Kelber O et al. 2014総説では、この症例は用量が非常に多く、因果関係には疑問も残ると評価されている点もあわせて明記する。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

症例は長期・非常に多い量での摂取後の急な中止という特殊な条件。

ふだんの量では

ふだんの量・短期間の使用とは条件が大きく違うため、同じリスクと受け取らないこと。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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