このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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エキナセア × ミダゾラムなどCYP3Aで代謝される薬 注意(ヒトデータあり)

要約

健康な人での試験で、エキナセアを飲んだ後にミダゾラム(眠らせる薬)の動きが変わりました。静脈から入れたミダゾラムでは、体からの消えやすさが34%増え、血液中の量(AUC)は23%減りました。一方、飲み薬のミダゾラムでは消えやすさに有意な変化はなく、腸と肝臓で逆向きの影響が打ち消し合った可能性が考えられています。別の試験でも飲み薬のミダゾラムのAUCが27%減っています。そのため、CYP3A(薬を分解する酵素の一つ)で分解される薬では、効きが弱まる方向に変わるおそれがあります。どの薬でどれだけ変わるかは薬ごとに違うため、CYP3Aで分解される薬を飲んでいる人は、エキナセアを始める前に処方医・薬剤師に申告してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

ヒトデータあり: 健康成人での複数の薬物動態試験。

根拠

Gorski JC et al. Clin Pharmacol Ther. 2004;75:89-100. PMID:14749695(静脈ミダゾラムの全身クリアランス+34%、AUC-23%、経口ミダゾラムのクリアランスは有意差なし、肝臓では誘導・腸では阻害という部位差を報告)。Penzak SR et al. Pharmacotherapy. 2010;30:797-805. PMID:20653355(経口ミダゾラムAUCの幾何平均比0.73、経口クリアランス比1.37、CYP3A誘導と結論)。一方Gurley et al. Clin Pharmacol Ther. 2004;76:428-440 では28日間でCYP3A4表現型に有意な影響なしと結果が一致していない点も明記する。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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