エキナセア × ダルナビル/リトナビル 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
HIVの治療中の人15名での試験で、エキナセアの根の抽出物500mgを6時間ごと・14日間一緒に飲んでも、ダルナビル/リトナビル(HIVの薬)の全体の血液中の量に大きな変化はありませんでした。ただし、人によってはダルナビルの濃度が下がった例もあったため、著者らは念のため濃度の確認を勧めています。今のデータでは全体として大きな影響はないと考えられますが、治療中の人は自己判断で始めず、主治医に申告してください。
ヒトでのエビデンス
ヒトデータあり: HIV感染者15名の薬物動態試験で全体として有意な変化なし(個人差の指摘あり)。
根拠
Moltó J et al. Herb-drug interaction between Echinacea purpurea and darunavir-ritonavir in HIV-infected patients. Antimicrob Agents Chemother. 2011;55:326-330(エキナセア500mgを6時間ごと・14日間、ダルナビル全体の薬物動態に影響なし、一部の人で濃度低下があり個別の濃度確認を推奨)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。