このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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シリマリン(ミルクシスル) × ロサルタン(商品名: ニューロタン) 注意(ヒトデータあり)

要約

健康な人での試験で、シリマリン140mgを1日3回・14日間飲んだ後にロサルタン(血圧を下げる薬)の血液中の量(AUC: 体に入った薬の総量の目安)が、CYP2C9という酵素の型が標準的な人では約2倍に増え、逆にロサルタンが変わってできる効き目の強い成分(E-3174)の量は減りました。そのため、血圧の下がり方がいつもと変わるおそれがあります。酵素の型によって影響の出方が違い、もう一方の型の人ではロサルタンのAUCに有意な変化はありませんでした。小さな試験(12名)の結果なので、ロサルタンを飲んでいる人は、シリマリンを始める・やめる際は血圧の変化に注意し、処方医・薬剤師に申告してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

ヒトデータあり: 健康成人12名の薬物動態試験。

根拠

Han Y et al. Effect of silymarin on the pharmacokinetics of losartan and its active metabolite E-3174 in healthy Chinese volunteers. Eur J Clin Pharmacol. 2009;65:585-591. PMID:19221727(シリマリン140mg×3回/日・14日間、CYP2C9*1/*1でロサルタンAUC有意に増加・代謝比低下、*1/*3ではAUC有意差なし、E-3174 AUCは両群で低下)。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

シリマリン140mgを1日3回、14日間続けた条件での試験。

ふだんの量では

市販サプリメントでよくある1日量の範囲に近い量での試験結果である。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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