ビタミンB12 × 抗てんかん薬(フェノバルビタール・プリミドン・トピラマートなど) 注意(ヒトデータあり)
要約
一部の抗てんかん薬(けいれんを抑える薬)を長く使うと、血液中のビタミンB12が低くなる人がいることが、ヒトの大きな調査で報告されています。薬の種類によって違いがあり、逆にバルプロ酸ではB12が高めだったという結果でした。B12が不足すると貧血やしびれが出るおそれがあるため、長く使う人は定期検査で確認するのが安心です。抗てんかん薬は自己判断で中止しないでください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(前向き観察研究。薬剤ごとに差がある)
根拠
Linnebank M et al. Ann Neurol. 2011;69:352-359(PMID: 21246600): 抗てんかん薬治療患者で、フェノバルビタール・プリミドン・トピラマート使用者はB12が低く、バルプロ酸使用者はむしろ高かった。葉酸・B12が基準範囲未満の人への3か月の補充で値とホモシステインが改善したことも報告。観察研究であり薬剤ごとの差が大きいため、対象を3剤に絞って記載した。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。