ビタミンB1 × アルコール(お酒) 注意(ヒトデータあり)
要約
お酒を長く多量に飲むと、ビタミンB1の食事からの吸収が妨げられ、食事量の偏りも重なって、B1が不足しやすくなることがヒトで知られています。B1不足が進むと、手足のしびれや、重い場合は脳の障害(ウェルニッケ脳症: 目の動きの異常やふらつき、意識の混乱が出る状態)につながるおそれがあります。これはサプリを飲めば防げるという話ではなく、飲酒量そのものと栄養全体の問題です。大量飲酒が続く場合は、サプリで済ませず医療機関に相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの吸収阻害の研究と臨床レビュー)
根拠
Thomson AD. Alcohol Alcohol Suppl. 2000;35 Suppl 1:2-7(PMID: 11304071): ヒトでエタノールが経口チアミンの腸管吸収を妨げること、摂取不足・貯蔵低下・利用障害が重なることを総説。なおウェルニッケ脳症はB1欠乏そのものの病態であり、サプリとお酒の「飲み合わせで新たに起きる作用」とは区別して記載した。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。