ナットウキナーゼ × 降圧薬(血圧を下げる薬) 一般的注意
要約
ナットウキナーゼ自体に、血圧を少し下げる働きがヒト試験で示されています。高血圧境界〜軽症の86人を対象とした試験では、1日2,000FUを8週間続けた群で、上の血圧が平均5.55mmHg、下の血圧が2.84mmHg、プラセボ(偽薬)より余分に下がりました。そのため、降圧薬(血圧を下げる薬)と重なると、血圧が下がりすぎて立ちくらみやふらつきが出るおそれがあります。降圧薬を服用中は自己判断で重ねず、処方医・薬剤師に伝え、家庭血圧を見ながら使ってください。これは降圧薬と組み合わせた試験ではなく、ナットウキナーゼ単独の試験からの類推です。
ヒトでのエビデンス
あり(ナットウキナーゼ単独の無作為化試験。降圧薬との併用試験はない)
根拠
Kim JY, et al. Hypertens Res. 2008;31(8):1583-1588。無作為化二重盲検試験86人(収縮期血圧130〜159mmHg、未治療)、ナットウキナーゼ2,000FU/日を8週間。プラセボとの差は収縮期-5.55mmHg(95%CI -10.5〜-0.57)、拡張期-2.84mmHg。降圧薬との直接の併用データは確認できなかったため、類推であることを明記し一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
試験は未治療の高血圧境界〜軽症者を対象に2,000FU/日・8週間。降圧薬服用者を対象とした条件ではない。
ふだんの量では
試験量2,000FU/日は市販製品の標準量と同水準のため、「試験だけの高用量の話」とは言えない。