このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

マグネシウム × ニューキノロン系抗菌薬(レボフロキサシン(商品名: クラビット)など) 注意(添付文書)

要約

マグネシウムはニューキノロン系抗菌薬(細菌を殺す薬)と胃腸の中でくっつき(キレートといいます)、抗菌薬の吸収を下げます。健康成人では、酸化マグネシウム500mgと同時服用でレボフロキサシンの吸収量が約22%下がった報告があります。吸収が下がると、感染症に対する効きが弱くなるおそれがあります。そのため、レボフロキサシンはマグネシウムの少なくとも2時間前または2時間後に服用することとされています(海外添付文書)。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。

ヒトでのエビデンス

ヒトデータあり(健康成人で吸収量約22%低下の報告)

根拠

レボフロキサシン水和物錠(クラビット)添付文書 10.2併用注意にマグネシウム含有製剤(制酸剤等)が名指しされ、キレート形成による吸収低下が記載。間隔の数値(少なくとも2時間前・2時間後)はレボフロキサシン米国添付文書(DailyMed掲載)に基づく。酸化マグネシウム500mg同時服用でAUC約22%低下は健康成人の試験報告。

最終確認日
2026-10-31
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:体にほとんど吸収されず、糞中へ排泄

研究の条件

約22%低下は、医薬品の酸化マグネシウム500mgを同時服用した条件。サプリメントのマグネシウム量は製品差があるが、仕組みは同じため同時服用を避けることが結論になる。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

マグネシウム の飲み合わせ一覧へ