鉄 × フィチン酸を多く含む食品(玄米・豆類など) 注意(ヒトデータあり)
要約
玄米や豆類、全粒穀物に含まれるフィチン酸(ミネラルの吸収を妨げる成分)は、鉄とくっついて吸収を下げます。ヒトの試験で、フィチン酸の量が多いほど鉄の吸収が下がることが示されています。吸収が下がると、鉄不足の改善が遅れるおそれがあります。ただし、これらの食品は栄養面の利点も大きく、避けるべき食品ではありません。鉄の補給が目的のときは、ビタミンCを含む食品と組み合わせると吸収の低下を補いやすくなります。
ヒトでのエビデンス
ヒトデータあり(同位体試験で用量依存の吸収低下)
根拠
総説: Milman N et al. J Nutr Metab. 2020. PMID: 33005455(フィチン酸/フィテートを最も重要な鉄吸収阻害因子の一つとして整理し、ヒト試験を引用)。Hallberg L, Hulthén L. Am J Clin Nutr. 2000(フィチン酸量から吸収を予測するモデル)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。