このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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セントジョーンズワート × DOAC(直接経口抗凝固薬) 注意(添付文書)

要約

ワルファリンとは別のタイプの血液を固まりにくくする薬(アピキサバン(商品名:エリキュース)、リバーロキサバン(商品名:イグザレルト)、ダビガトラン(商品名:プラザキサ)など)は、分解酵素CYP3A4や運び出すポンプ(P糖タンパク)で処理されるため、セントジョーンズワートで血中濃度が下がり、血の塊(血栓)を防ぐ働きが弱くなるおそれがあります。これらの薬ではセントジョーンズワートとの直接のヒト試験は行われていませんが、添付文書が名指しで注意している組み合わせです。自己判断で併用せず、担当医・薬剤師に伝えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書の注意と機序に基づく。直接のヒト薬物動態試験はない)

根拠

エリキュース錠・イグザレルト錠等の添付文書10.2併用注意に、CYP3A4およびP糖タンパクを強く誘導する薬剤・食品としてセイヨウオトギリソウ含有食品が名指しされる。ダビガトラン(プラザキサ)もP糖タンパク誘導で濃度が下がる薬として同系統の注意がある。セントジョーンズワートによるCYP3A4・P糖タンパク誘導自体はヒト試験で確立(Dresser GK et al. Clin Pharmacol Ther 2003;73:41-50ほか、総説 PMID:31742659)。※DOAC自体との直接試験がない点は解釈として明記する。

最終確認日
2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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