セントジョーンズワート × メタドン 注意(ヒトデータあり)
要約
痛みや依存症治療に使うメタドンの血中濃度が下がり、離脱症状(薬が切れたときに出る不快な症状)が出た例が報告されています。そのため、メタドンの働きが弱くなるおそれがあります。治療中の方はセントジョーンズワートを自己判断で使わず、担当医・薬剤師に伝えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(症例集積)
根拠
Eich-Höchli D et al. Pharmacopsychiatry 2003(メタドン維持療法中の患者でセントジョーンズワート開始後に血中濃度低下と離脱症状を観察した症例集積。総説 PMID:19859815 に収載)。機序はCYP3A4・CYP2B6等の誘導と考えられている(解釈を含む)。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。