セントジョーンズワート × プロトンポンプ阻害薬(オメプラゾール等) 注意(ヒトデータあり)
要約
胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)のうち、オメプラゾールはセントジョーンズワートで血中濃度が下がった試験があります。分解酵素CYP2C19の働きには個人差(遺伝的なタイプ)があり、影響の出方もタイプで違いました。そのため、胃酸を抑える働きが弱くなるおそれがあります。PPIは成分ごとに主な分解酵素が違うため、飲んでいる成分を確認のうえ担当医・薬剤師に相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(薬物動態試験)
根拠
Wang LS et al. Br J Clin Pharmacol 2004(オメプラゾールのAUCがCYP2C19の通常代謝型で低下。総説 Zhou S et al. J Psychopharmacol 2004 および PMID:19859815 に収載)。機序はCYP2C19・CYP3A4の誘導。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。