セントジョーンズワート × フェニトイン(商品名: アレビアチン等) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
てんかんの薬フェニトインは、セントジョーンズワートが増やす分解酵素(主にCYP2C19・CYP2C9)で処理され、効く範囲も狭い薬です。ただし、セントジョーンズワートと一緒に飲んだときの濃度変化を直接測ったヒト試験は確認できませんでした。仕組みからは濃度が下がり、発作を抑える働きが弱くなるおそれがあるため、併用を考えるときは担当医・薬剤師に伝え、血中濃度の確認も含めて相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(直接のヒト薬物動態試験は未確認)
根拠
機序のみ: フェニトインはCYP2C19・CYP2C9の基質で治療域が狭い。セントジョーンズワートのCYP2C19誘導はヒトで確認されている(Wang LS et al. J Clin Pharmacol 2004、メフェニトインでの検討。総説 PMID:19859815)。フェニトイン自体との直接試験・症例の裏取りはできていないため、機序バッジにとどめる(解釈であることを明記)。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。