当帰芍薬散加附子 × 加工ブシ(附子)そのものの注意 一般的注意
要約
当帰芍薬散加附子の加工ブシ(附子: トリカブトの根を加工して毒性を減らした生薬)は1日1.0gです。加工により毒性(アコニチン類)は減らされていますが、体力の充実している人や、暑がりでのぼせが強く赤ら顔の人では、心悸亢進(動悸)、のぼせ、舌のしびれ、悪心が出ることがあると添付文書に書かれています。また妊婦には、加工ブシの副作用があらわれやすくなるため、投与しないことが望ましいとされています。舌のしびれや動悸が出たら自己判断で続けず、処方医・薬剤師に相談してください。これは併用薬との問題ではなく、この処方自体の用量・体調の問題です。
漢方薬の属性(当帰芍薬散加附子)
- 甘草(カンゾウ)
- 含まない
- 構成生薬
- トウキ(当帰)3g、センキュウ(川芎)3g、シャクヤク(芍薬)6g、ブクリョウ(茯苓)4.5g、ビャクジュツ(白朮)4.5g、タクシャ(沢瀉)3.5g、カコウブシ(加工附子)1g(1日量9g中の生薬量)
ヒトでのエビデンス
ヒトでの用量反応データの明示はない。添付文書の患者背景・副作用記載に基づく。
根拠
三和当帰芍薬散加附子エキス細粒 現行添付文書(2026年8月改訂・第3版、PMDA掲載PDF) 9.特定の背景を有する患者に関する注意(体力充実・のぼせの強い患者で副作用が出やすい旨、妊婦は投与しないことが望ましい旨)、11.2に心悸亢進・のぼせ・舌のしびれ・悪心。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。