このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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治頭瘡一方 × ダイオウ(大黄)を含む他の漢方薬・下剤 一般的注意

要約

治頭瘡一方にはダイオウ(大黄: お通じを出す成分を含む生薬)が1日0.5g含まれます。ダイオウを含む他の漢方薬や、センノシドなどの下剤と重ねると、お通じを出す働きが重なって、はげしい腹痛や下痢が出やすくなります。下痢が続くと体の水分やカリウム(血液中の塩分バランスを保つ成分)が減る方向にも働きます。添付文書でも、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意することとされています。市販の下剤を使っている場合は申告してください。また、妊娠中はダイオウとコウカ(紅花)の作用で流早産の危険性があるため、添付文書では「投与しないことが望ましい」とされています(9.5)。妊娠の可能性がある場合は必ず申告してください。授乳中は、ダイオウの成分が母乳に移って赤ちゃんが下痢を起こすことがあるとされています(9.6)。治頭瘡一方のダイオウは1日0.5gと少量ですが、重なりと妊娠の注意は量によらず当てはまります。時間をずらしても下剤同士の重なり自体は解けないため、併用期間全体の問題です。

漢方薬の属性(治頭瘡一方)

甘草(カンゾウ)
含む(1.0g/日)
構成生薬
センキュウ(川芎)3.0g、ソウジュツ(蒼朮)3.0g、レンギョウ(連翹)3.0g、ニンドウ(忍冬)2.0g、ボウフウ(防風)2.0g、カンゾウ(甘草)1.0g、ケイガイ(荊芥)1.0g、コウカ(紅花)1.0g、ダイオウ(大黄)0.5g(1日量7.5g中の生薬量)

ヒトでのエビデンス

ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の生薬重複に関する注意に基づく。

根拠

ツムラ治頭瘡一方エキス顆粒(医療用)現行添付文書(2023年12月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 8.重要な基本的注意: 他の漢方製剤等を併用する場合は含有生薬の重複に注意し、ダイオウを含む製剤との併用には特に注意すること。ダイオウの瀉下作用には個人差がある旨も記載。10.2への個別記載はないため一般的注意とした。9.5妊婦: ダイオウ(子宮収縮作用及び骨盤内臓器の充血作用)、コウカにより流早産の危険性があるため投与しないことが望ましい旨を明記。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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