このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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腸癰湯 × トウニン(桃仁)・ボタンピ(牡丹皮)を含む他の漢方薬 一般的注意

要約

腸癰湯にはトウニン(桃仁: モモの種子で、血のめぐりをよくする生薬)が1日5.0g、ボタンピ(牡丹皮: ボタンの根の皮)が1日4.0g含まれます。トウニンやボタンピを含む他の漢方薬(桂枝茯苓丸、大黄牡丹皮湯など)と重ねると、これらの生薬の合計量が増えます。添付文書では、妊娠中はトウニンとボタンピにより流早産の危険性があるため「投与しないことが望ましい」とされており、重なりが増える使い方では特に注意が要ります。他の漢方薬を使う場合は申告してください。時間をずらしても生薬の重なり自体は解けないため、併用期間全体の問題です。なお、腸癰湯にダイオウ(大黄)は含まれていません。

漢方薬の属性(腸癰湯)

甘草(カンゾウ)
含まない
構成生薬
ヨクイニン(薏苡仁)9.0g、トウガシ(冬瓜子)6.0g、トウニン(桃仁)5.0g、ボタンピ(牡丹皮)4.0g(1日量6.0g中の生薬量)

ヒトでのエビデンス

ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の生薬重複・妊婦に関する注意に基づく。

根拠

コタロー腸癰湯エキス細粒現行添付文書(2023年1月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 8.2: 他の漢方製剤等を併用する場合は含有生薬の重複に注意すること。9.5妊婦: 本剤に含まれるトウニン、ボタンピにより流早産の危険性があるため投与しないことが望ましい旨を明記。相互作用欄(10.)自体の設定がないため一般的注意とした。腸癰湯にツムラ製品はなく、本処方はコタロー(小太郎漢方製薬)製品を基準とした。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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