このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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プラバスタチン × シクロスポリン(免疫抑制薬、商品名: サンディミュン、ネオーラル) 注意(添付文書)

要約

移植や免疫の病気で使うシクロスポリンと併用すると、この薬の血中濃度が数倍に上がることがヒトで確認されています。シクロスポリンが肝臓への取り込みの運び屋(OATP1B1)を止めるためです。日本の添付文書では「併用禁忌」ではなく「併用注意」で、重い腎機能障害のある人では特に筋肉の重い副作用に注意することとされています(ピタバスタチンやロスバスタチンで禁忌になっているのとは扱いが違います)。専門医が用量と検査を調整しながら使う組み合わせです。自己判断でどちらも止めないでください。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態試験・移植患者データ)

根拠

PMDA添付文書10.2: 免疫抑制剤(シクロスポリン等)を併用注意に収載(機序不明、危険因子は重篤な腎機能障害)。PKの裏付け: Olbricht C, et al. Clin Pharmacol Ther. 1997;62(3):311-321(PMID: 9333107): 腎移植患者でシクロスポリン併用時のプラバスタチンAUCは非併用時の約5倍、蓄積はなし。総説では5〜23倍の幅の報告(Corsini A, et al. Pharmacol Ther. 1999;84(3):413-428、PMID: 10665838)。米FDAラベルではシクロスポリン併用時の用量上限(開始10mg・最大20mg)が設定されている(日本の添付文書には数値上限の明記なし)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に胆汁から糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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