プラバスタチン × グレープフルーツ(果実・ジュース) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
グレープフルーツで危ないと言われるのは主に別のスタチン(アトルバスタチンなど)の話です。この薬はグレープフルーツが邪魔する分解酵素(CYP3A4=薬を分解する酵素の一種)で分解されないため、ヒト試験で血中濃度への影響はみられませんでした。添付文書にもグレープフルーツを避ける注意はなく、添付文書の薬物動態の欄でも「グレープフルーツジュースの反復飲用は薬物動態に有意な影響を与えなかった」と明記されています。
ヒトでのエビデンス
あり(薬物動態試験2件)
根拠
Lilja JJ, Kivistö KT, Neuvonen PJ. Clin Pharmacol Ther. 1999;66(2):118-127(PMID: 10460065): 健康成人11例クロスオーバーでプラバスタチンに影響なし(対照のアトルバスタチンは2.5倍)。PMDA添付文書16.7.1(3): グレープフルーツジュース反復飲用で有意な影響なし(原著: Fukazawa I, et al. Br J Clin Pharmacol. 2004;57(4):448-455。PMIDは出典未確認のため記載しない)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。