このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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プラバスタチン × エリスロマイシン、クラリスロマイシン(商品名: クラリシッド) 注意(ヒトデータあり)

要約

抗菌薬のクラリスロマイシンやエリスロマイシンと併用すると、この薬の血中濃度が約2倍に上がったというヒトデータがあります。この薬は分解酵素(CYP3A4)では分解されませんが、これらの抗菌薬が肝臓への取り込みの運び屋(OATP)を止めるためと考えられています。「CYPで分解されないスタチンだから抗菌薬は安全」とは言い切れません。風邪やピロリ除菌などで処方されたら、スタチンを飲んでいることを伝えてください。日本の添付文書の相互作用欄には載っていないため、論文根拠の記録として分けています。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態試験の系統的レビュー)

根拠

系統的レビュー: Christensen MM, et al. Basic Clin Pharmacol Toxicol. 2020;126(4):307-317(PMID: 31628882): クラリスロマイシンでプラバスタチンの曝露は約2倍。数値の原資料は米FDAラベルの薬物動態表(クラリスロマイシン500mg×2回/日でAUC +110%・Cmax +128%、エリスロマイシンでもAUC +70%・Cmax +121%の報告)で、原著論文のPMIDは出典未確認。PMDA添付文書10.2にマクロライドの記載なし

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に胆汁から糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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