桂芍知母湯 × ブシ(附子)そのものの注意 一般的注意
要約
桂芍知母湯のブシ(附子: トリカブトの根を加工して毒性を減らした生薬)は1日1.0gです。加工により毒性(アコニチン類)は減らされていますが、体力の充実している人や、暑がりでのぼせが強い人では、心悸亢進(動悸)、のぼせ、舌のしびれ、悪心が出ることがあると添付文書に書かれています。また妊婦には投与しないことが望ましいとされています。舌のしびれや動悸が出たら自己判断で続けず、処方医・薬剤師に相談してください。これは併用薬との問題ではなく、この処方自体の用量・体調の問題です。
漢方薬の属性(桂芍知母湯)
- 甘草(カンゾウ)
- 含む(1.5g/日)
- 構成生薬
- ビャクジュツ(白朮)4.0g、ケイヒ(桂皮)3.0g、チモ(知母)3.0g、ハマボウフウ(浜防風)3.0g、シャクヤク(芍薬)3.0g、マオウ(麻黄)3.0g、カンゾウ(甘草)1.5g、ショウキョウ(生姜)1.0g、ブシ(附子)1.0g(1日量9.0g中の生薬量)
ヒトでのエビデンス
ヒトでの用量反応データの明示はない。添付文書の患者背景・副作用記載に基づく。
根拠
三和桂芍知母湯エキス細粒(三和生薬)現行添付文書(2023年10月改訂・第1版、PMDA掲載PDF) 9.特定の背景を有する患者に関する注意(体力充実・のぼせの強い患者で心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれるおそれ。妊婦はブシの副作用があらわれやすくなるため投与しないことが望ましい旨)、11.2に心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。