ピタバスタチン × 紅麹(ベニコウジ)サプリメント 注意(ヒトデータあり)
要約
紅麹サプリにはモナコリンKという成分が入っていることがあり、これは処方薬のスタチン(ロバスタチン)と化学的に同じものです。この薬と一緒に摂ると「スタチンを二重に飲む」形になり、筋肉痛や筋肉が壊れる副作用、肝臓への負担が増えるおそれがあります。製品ごとに含まれる量が大きく違います。コレステロール対策として自己判断で足すことは勧められません。使う前に処方医・薬剤師に相談してください。
ヒトでのエビデンス
あり(有害事象監視データ・症例。本剤との直接薬物動態試験はなし)
根拠
Mazzanti G, et al. Br J Clin Pharmacol. 2017;83(4):894-908(PMID: 28093797): 紅麹サプリの有害反応の監視データ。Younes M, et al. EFSA J. 2018;16(8):5368(PMID: 32626016): モナコリンKはロバスタチンと同一で治療用量域に達しうる。PMDA添付文書10.に紅麹の記載なし(サプリ側の問題として扱う)。2024年の特定製品の品質問題(プベルル酸等の混入が疑われた事案)とは別の話として切り分ける
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。