このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ゾルピデム酒石酸塩 × セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ) 注意(ヒトデータあり)

要約

気分を上げるハーブとして売られるセントジョーンズワートを2週間続けて摂ると、ゾルピデムの血液中の濃度が下がり、効き目が弱くなる可能性がヒト試験で示されています。薬を分解する酵素(CYP3A4)の働きが強まるためです。人によって変化の幅が大きく、少数では逆に濃度が少し上がった人もいました。「効きが悪いから」と自己判断でゾルピデムを増やすのは危険です。サプリを使い始めた・やめたときは処方医・薬剤師に伝えてください。添付文書10.にセントジョーンズワート自体の記載はありません(誘導薬の代表としてリファンピシンが記載)。

ヒトでのエビデンス

あり

根拠

Hojo Y, et al. J Clin Pharm Ther. 2011;36:711-715(DOI: 10.1111/j.1365-2710.2010.01223.x): 健康男性14例、セントジョーンズワート300mg×3回/日を14日間後にゾルピデム10mg単回。AUC 380.3→265.4 ng·h/mL(約30%減、P=0.001)、Cmax 83.1→55.1 ng/mL(約34%減)、クリアランス増加。3例ではAUCがわずかに増加し、個人差が大きい

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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