ゾルピデム酒石酸塩 × シプロフロキサシン(ニューキノロン系抗菌薬、商品名: シプロキサン) 注意(ヒトデータあり)
要約
抗菌薬のシプロフロキサシンとの併用で、ゾルピデムの濃度が上がりました(体にとどまる量が約46%増)。ゾルピデムを分解する酵素(CYP1A2・CYP3A4)が止められるためと考えられています。短期の抗菌薬治療でも起こりうる変化のため、併用中は眠気・ふらつきに注意を。ゾルピデム側の添付文書10.に記載はありません。
ヒトでのエビデンス
あり
根拠
Vlase L, et al. Eur J Drug Metab Pharmacokinet. 2011;35:83-87(PMID: 21302033): 健康成人、シプロフロキサシン500mg/日×5日後にゾルピデム5mg。AUC 300.2→438.1 ng·h/mL(約46%増)、半減期 2.39→3.34時間、いずれも有意
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。